CIS/CIGS型太陽電池モジュールについて知るなら「えこそら」

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太陽光発電のえこそらトップ > 用語集 > CIS(カルコパイライト)型とは?

CIS(カルコパイライト)型太陽電池モジュールとは

ここでは、CIS(カルコパイライト)型太陽電池モジュールについて詳しくご説明していきます。CIS(カルコパイライト)型の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

CIS(カルコパイライト)型とは

CIS(カルコパイライト)型は、シリコンを使用しない化合物系の太陽電池モジュールの中で、住宅用としてもっとも普及している薄膜タイプのモジュールです。

「CIS」は、主な成分である銅(Copper)・インジウム(Indium)・セレン(Selenium)の頭文字から来ており、これにガリウム(Gallium)が加わると、CIGS型太陽電池モジュールとなります。

化合物系はシリコンを一切使用しないため、原料の供給不足に影響をうけることなく安定的に製品を供給することができます。

CIS型太陽電池モジュールは、製造方法や材料の種類も豊富で、低コスト製品から高性能品まで対応できるのが特長です。また、多結晶であるため、大面積化や量産化に向いていると言えます。

CIS(カルコパイライト)型のメリット

CIS(カルコパイライト)型のメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 製造コストが低い
  • 経年劣化が少ない
  • 高温による出力低下が少ない
  • 影にも強い
  • 太陽光があたると出力が上がる
  • 黒一色で、落ち着いた色合い
  • 大量生産に向いている

CIS型太陽電池モジュールは、結晶シリコン型と比較すると高温時の出力低下も少なく、部分的な影による影響もあまり受けません。

この影の影響を受けにくいという点は、CIS型の大きなメリットの一つです。結晶シリコン型の場合は、セルが直列配置されているため、部分的に影がかかってしまいひとつでも発電しないセルがあると、モジュール全体の出力が減少してしまうという欠点があるのですが、CIS型の場合には、もちろん影の影響を受けるものの、影がかかっても影がかかった面積分の出力が減るだけで、全体の出力には影響しないという特徴を持っているのです。

また、CIS型は太陽光にあたると出力が上がるという性質も持っています。

このように、CIS型は実際の設置条件に近い状況でもマイナスの影響を受けにくいため、「実質発電量(特定条件における理論計算上の発電量ではなく、実際環境下における年間を通じた総発電量)」で考えると結晶シリコン型よりも高い発電効率が実現できるというケースもあります。

また、CIS型は黒一色なので、太陽電池モジュールのデザイン性という観点から優れていると言われることもあります。

CIS型太陽電池モジュールは黒一色となっているのは、CIS型が様々な光を吸収していることの裏返しでもあります。

結晶シリコン型太陽電池モジュールは青い色をしていますが、結晶シリコンの場合は青い光を吸収することができず、反射しているため、青く見えるのです。つまり、CIS型が黒いということは、幅広い波長の光を無駄なく吸収できているということの裏返しでもあります。

結晶シリコン型の80分の1ほどの薄さを実現できる薄膜型モジュールなので製造コストも抑えられ、大量生産にも向いているため、産業用の太陽電池モジュールとしても期待されています。

CIS(カルコパイライト)型のデメリット

CIS(カルコパイライト)型のデメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 結晶シリコン型と比較すると、変換効率は低い

CIS型の太陽電池モジュールはまだ発展途上であり、現状では結晶シリコン型の発電効率にはかないません。

しかしながら、影に強い、太陽光にあたると出力が増えるなどの特性により、実質の発電量で比較してみると結晶シリコン型よりも発電効率が高くなるケースもあり、加えてCIS型の技術革新により徐々に発電効率は上がってきています。CIS型はコストも安いので、ぜひ今後の発電効率向上に期待したいところです。

CIS(カルコパイライト)型の取り扱いメーカー

CIS(カルコパイライト)型の太陽電池モジュールを取り扱っている代表的な太陽光発電メーカーとしては、ソーラーフロンティア(昭和セル)が挙げられます。ソーラーフロンティアはCIS型太陽電池モジュールの最大手企業です。

その他、CIS型としてはホンダソルテックなども有名です。



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