太陽光発電の発電量をシミュレーションする
自宅に太陽光発電を導入した際に、年間でどの程度の発電量が期待でき、光熱費の収支としてはどのようになるのか、導入を検討する上ではそこを知りたいですよね。
太陽光発電システムのメーカー各社や、そのための発電量・光熱費シミュレーションを提供してくれているので、これを活用しない手はありません。
地域や住宅の条件、設置条件などいくつかの項目を選択・入力していくだけで、簡単に年間予測発電量や光熱費をシミュレーションすることができます。
もちろん、シミュレーションはあくまで予測ですので、実際に導入するとシミュレーション通りにはいかないことのほうが多いのですが、太陽光発電を導入するかしないかを検討する上ではとても役に立ちますので、ぜひ各メーカーが提供しているシミュレーションツールを活用してみましょう。
- シャープ「発電量シミュレーション」
- パナソニック「光熱費シミュレーション」
- 京セラ「住宅用ソーラー発電シミュレーション」
- 三菱電機「光熱費シミュレーション」
- 東芝「光熱費シミュレーション」
- ソーラーフロンティア「発電量シミュレーション」
- カナディアンソーラー「シミュレーター」
また、自宅の年間予測発電量をより正確に把握したい方は、下記のサイトもおすすめです。
- NEDO「日射量データベース閲覧システム」
このデータベースは、日本全国800以上の地点における任意の角度、方位での月別、時間別の日射量を把握することができます。
通常は太陽光発電システムの設置・施工事業者がパネルを取り付ける場合の発電量を推定するためのツールとして活用されていますが、施工事業者が出しているシミュレーション前提が正しいかどうかなどを確認する目的でも利用することができます。
本当の精密なシミュレーションについては専門業者に依頼しましょう
上記のようなシミュレーションツールを活用して予測発電量の大枠の予測をすることは重要ですが、実際の発電量はやはり住宅の個別条件によって大きく左右されてしまいます。
シミュレーション数値は、太陽光発電システムを導入するかどうかを決める上でとても大事な検討材料の1つとなると思いますので、実際のシミュレーションはぜひツールだけに頼るのではなく、専門業者に依頼するようにしましょう。
ただし、シミュレーション数値は依頼する業者によって大きく異なることもしばしばありますので、それらを正しく確認し、判断するためにも、自分自身でも最低限の情報は事前に取得しておくことをおすすめします。