三菱電機の太陽光発電システムの特長・口コミ・評判
ここでは、三菱電機の太陽光発電システムの特徴や口コミ、評判などの詳細についてご説明していきます。
三菱電機の概要

三菱電機の強みは、業界最高となる97.5%の変換効率を誇るパワーコンディショナです。しかし、パワーコンディショナだけではなく太陽電池モジュールの変換効率やモジュールラインナップの豊富さ、モジュールの耐久性など、太陽光発電システム全体としての総合力も非常に高く、価格面とのバランスもとれています。
三菱電機の太陽光発電システムは住宅用だけではなく産業用システムの設置にも豊富な実績があり、学校や公共施設、集合住宅などでも広く設置されていますが、創業以来一貫して電気に関わる技術開発を進めてきた三菱電機の高い品質と信頼性の証だと言えます。
保証制度も充実しており、太陽電池モジュールは20年保証、パワーコンディショナなどの機器も10年保証と、長期保証がありますので、安心して導入することができます。
メーカー名 | 三菱電機株式会社 | |
資本 | 国内 | |
URL | http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/ | |
取扱太陽電池の 種類 |
多結晶 | × |
単結晶 | 〇 | |
CIS | × | |
太陽電池 モジュール 主力製品 |
製品名 | PV-MA2120J |
太陽電池の種類 | 単結晶 | |
モジュール 変換効率 |
14.9% | |
公称最大出力 | 212W | |
希望小売価格 | 135,700円 | |
希望小売価格 (税込) |
142,485円 | |
機器瑕疵による 保証期間 |
太陽電池 モジュール |
10年 |
周辺機器 | 10年 | |
電子モニタ | 1年 | |
自然災害 | ×(保険対応) | |
施工瑕疵による 保証期間 |
器具の不具合 | ×(保険対応) |
雨漏りなど | ×(保険対応) | |
定期点検 | なし | |
主な特長 | 特長1 | 業界最高となる97.5%の変換効率を誇るパワーコンディショナ |
特長2 | 独自の技術が結集した高出力モジュール | |
特長3 | 多彩なモジュールラインナップにより発電面積を最大化 | |
特長4 | 過酷な日本の気候・風土にも耐える高い耐久性 | |
特長5 | 高品質な施工で長期の安定運用を実現 |
三菱電機の強み
業界最高となる97.5%の変換効率を誇るパワーコンディショナ
三菱電機の最大の強みは、業界最高となる97.5%の変換効率を誇る、パワーコンディショナです。三菱のパワーコンディショナは、業界初となる「階調制御インバータ方式」や心臓部の「階調制御用MOSFETモジュール」などの独自の先進技術により電力変換ロスを44%低減させることに成功し、業界最高の変換効率を実現しています。
いくら太陽電池モジュールの性能が高くても、パワーコンディショナにより発電ロスをしてしまえば意味がありませんが、三菱電機の場合は高効率モジュールと高効率パワーコンディショナの組み合わせにより、発電量を最大化しています。
独自の技術が結集した高出力モジュール
パワーコンディショナの変換効率の高さが注目される三菱電機ですが、太陽電池モジュールの品質についても定評があります。三菱電機は、安定した出力を発揮するために、太陽電池セルの特性を均一化させて、公称最大出力値を約束しています。
工場出荷検査時に太陽電池モジュールの公称最大出力値を上回る出力を確保することで、公称最大出力地を約束するプラストレランス基準が適用されています。
また、業界初となる「4本バスバー電極セル」による電気抵抗の低減、グリッド電極の細線化による受光面の拡大、低反射ガラスの採用など三菱ならではの独自技術が、太陽電池モジュールの高出力を支えています。
多彩なモジュールラインナップにより発電面積を最大化
三菱電機では、日本の住宅の屋根に多い奥行・間口・勾配の243パターン(切妻屋根144・寄棟屋根99パターン)で、太陽電池モジュールの設置シミュレーションを実施し、屋根面積を最も有効活用できるサイズ・形状のモジュールを開発しました。
そのため、モジュールラインナップがとても豊富に用意されており、どのような屋根タイプでも、発電面積を最大化できる組み合わせを用意することができます。
また、特に日本の寄棟屋根を徹底研究した台形モジュールの内角は寄棟屋根で最も一般的な「4寸勾配」の屋根角度に合わせた47.1°を採用するなど、日本の屋根に最適化された太陽電池モジュールが強みです。
過酷な日本の気候・風土にも耐える高い耐久性
塩害地域での設置に備えて耐候性・耐湿性・密封性に優れた3層構造バックフィルムを採用。さらに、フレームやネジ類には、耐蝕性メッキを施してあるなど、充実した塩害対策で海沿いの住宅でも安心して設置することが可能です。
また、太陽電池モジュールのフレーム四隅に水切り用の加工を施すことでガラス表面に付着した埃を雨水とともに排出しやすくした防汚フレームや、2mの積雪にも耐えることができる「プロテクションバー」など、日本の様々な気候条件を想定した耐久性の高いモジュール設計を実現しています。
高品質な施工で長期の安定運用を実現
三菱電機の太陽電池モジュールの施工では、屋根の野地板ではなく骨格である垂木に固定するため、少ないネジ本数で設置強度を確保することができます。また、防水シート・コーキング材・取付金具のブチルシート・木ネジパッキン部分の4重防水処理を施すことで雨水の浸入も防ぐなど、雨漏り対策も徹底されています。
他にも、推奨架台には軽量で屋根への負担も少なく、腐食や塩害を防止できるアルミニウムを使用しています。
このように、長期の安定運用を重視した施工により「生涯の発電量」で差をつけることができる太陽光発電システムという三菱電機のコンセプトを体現しています。
モジュール保証20年・機器保証10年と長期保証が充実
国内メーカーでは太陽電池モジュールの保証期間は10年としているメーカーが多い中、三菱電機はモジュール保証で20年間、パワーコンディショナや接続箱、架台などの付属機器も10年間の保証をしてくれるため、安心して導入することができます。(パワーモニターについては1年保証となります。)