パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、パナソニック製の太陽光発電システムと接続することができる蓄電容量1.6kwhの住宅用のリチウムイオン蓄電システムを2012年11月14日(水)より受注開始すると発表しました。
■パナソニック株式会社:
「1.6kWhタイプの[住宅用]リチウムイオン蓄電システム 受注開始」
また、今回発売された製品はSII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が交付している定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金の対象製品として認定されているため、販売価格の3分の1を補助金で賄うことが可能です。
本製品は、既設も含めたパナソニック製太陽光発電システムと接続することが可能で、太陽光発電システムと連動し、約12時間の発電で満充電状態になります。
停電が発生した場合、蓄電池に貯めた電気をパワーコンディショナの自立運転コンセント(AC100V)を通じて、卓上照明、ポータブルテレビ、CDラジオ、携帯電話充電器など最大120Wの機器を6時間程度使用することができます。
製品概要は下記の通りです。
- 品名:[住宅用] リチウムイオン蓄電システム 蓄電容量:1.6kWh
- 品番:VBBA216LB
- 内蔵蓄電池:リチウムイオン電池
- 蓄電容量:1.6kWh(6.6A放電時)
- 定格出力電力:120W (自立運転コンセントからの出力)
- 希望小売価格(税込):710,850円
- 受注開始日:2012年11月14日
- 販売目標:1,000台/年(初年度)
また、製品の特長は下記の通りです。
- もしもに備えて太陽電池で創った電気を蓄え、停電時に最大120W出力で6時間使用可能
- ファンがなくコンパクトサイズなので、屋内にも設置可能
- 見やすいホワイトバックライト液晶の専用リモコン。停電時の確認・操作も可能
蓄電池は価格が高くなかなか手が出しづらい製品ではありますが、今回の製品は価格も71万円台と、蓄電池としてはお手頃な価格帯となっています。
また、本製品はSIIの補助金対象ともなっており、価格の3分の1を補助金でまかなえるため、実質は473,900円で購入することが可能です。
パナソニックの太陽光発電システムを利用されている方や、これから導入を検討されている方で、緊急災害時、停電時のために万全の備えをしておきたい方は、ぜひ検討してみてください。