10月25日、千葉県は、民間事業者による新エネルギー導入のプロジェクト展開を支援するため、千葉県企業庁が管理する2か所の土地及び1か所の施設において、メガソーラー(出力1,000kW以上の大規模太陽光発電設備)と小水力発電設備を設置・運営する事業者を企画提案方式により募集すると発表しました。
■千葉県ホームページ:
「県有地及び県有施設における新エネルギー設備の設置運営事業者の募集について」
今回、メガソーラーと小水力発電設備を設置する場所の概要は、それぞれ下記のようになっています。
メガソーラー
富津地区配管送電線用地
- 所在地:富津市新富50-1、君津市西君津9-1ほか
- 面積:59,935平方メートル
- 現況:細長い帯状の平坦地(幅員約17.5m)
- 使用料:308.006円/平方メートル・年(平均値)
袖ケ浦浄水場
- 所在地:袖ケ浦市代宿553-2
- 面積:12,929平方メートル
- 現況:袖ケ浦浄水場内の平坦地と法面
- 使用料:99.468円/平方メートル・年
小水力発電
古都辺取水場
- 所在地:市原市古都辺600
- 面積:約10平方メートル(発電機の設置スペース)
- 発電方法:長柄ダムから取水する際の水圧・水量のエネルギーを有効利用し、管路内に発電機を設置して発電を行う。
地方自治体が自らの所有地や所有施設を民間事業者に貸し出して、再生可能エネルギーの事業運営委託を行うスキームは全国に広まってきていますが、今回の千葉県の募集もそうした取り組みの1つです。
提案書受付期間は平成24年11月15日(木曜日)~11月21日(水曜日)までとなっています。
興味をお持ちの事業者の方は、下記より詳細をご確認ください。
■千葉県ホームページ:
「県有地及び県有施設における新エネルギー設備の設置運営事業者の募集について」