太陽光発電システム設置架台市場、2011年度~2016年度までの年平均成長率は13.3%

2012年10月27日
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10月17日、矢野経済研究所は、国内太陽光発電システム設置架台市場の調査結果を発表しました。

■矢野経済研究所:「太陽光発電システム設置架台市場に関する調査結果2012

調査結果によれば、2011年度の太陽光発電システム設置架台の市場規模は452億円で、余剰電力買取制度が始まり住宅用を中心に導入が進んだ2009年度、2010年度は市場規模が大幅に伸びたものの、2011年度は公共・産業用向けの需要が若干減少したことも影響し、2010年度から前年度比102.0% エンドユーザー販売金額ベース)とほぼ横ばいの伸びとなったとのことです。

また、設置架台の新製品のキーワードとしては、下記の3つが挙げられています。

  • 部品点数削減
  • 施工性の向上
  • 屋根に穴をあけない

従来の太陽光発電システム設置用架台は、屋根に設置する際に穴を空けなければいけないため、その穴が雨漏りの原因となることなどもありました。

また、大面積の屋根の場合は、架台設置のために屋根自体を補強する必要があるなど、施工上の様々な問題も存在していました。

現在の設置架台のトレンドとしては「コスト削減」「施工性の向上」「耐久性の向上」などが挙げられますが、太陽光発電システムの普及が進み、架台市場も成熟するにつれ、各メーカーとも差別化のために特色ある製品を発表し、架台の性能も年々向上してきています。

尚、矢野経済研究所によれば、2011年度から2016年度までの年平均成長率は13.3%と予測されており、2016年度の市場規模はエンドユーザー販売金額ベースで842億円と予測しているとのことです。

2012年度は7月から始まった固定価格買取制度の影響で公共・産業用、住宅用の設置ニーズも急伸しており、設置架台の市場規模は今後も拡大が予想されています。

一方で、最近では、公共・産業用の太陽光発電システムにおいては架台を設置する必要がないシート型の太陽光発電システムが開発されたり、住宅用のシステムについても、新築住宅においては「屋根材一体型」の太陽電池モジュールの採用が広がっているなど、架台を設置しない太陽光発電システムが徐々に普及しつつあるため、これらの技術革新が今後どのように架台市場に影響を及ぼしていくかについては慎重に見ていく必要がありそうです。

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