10月25日、ミサワホーム株式会社は自社グループの部材生産工場や物流センターなど国内4拠点の施設屋根面を活用して、今年度の下期から順次太陽光発電システムを設置すると発表しました。
■ミサワホーム株式会社:「国内4拠点にメガソーラーを設置」
太陽光発電システムを設置する予定となっている4拠点及び発電量は下記の通りです。
- 沼田工場(静岡県沼田市):545kW(管轄:東京電力)
- 福岡工場(福岡県鞍手郡):1,999kW(管轄:九州電力)
- 関東物流センター(千葉県野田市):998kW(管轄:東京電力)
- ミサワホーム静岡新社屋(静岡県静岡市):49kW(管轄:中部電力)
ミサワホームでは上記の4拠点をあわせた設備投資額は約11億円、設置容量は約3,600kW、年間発電量は約360万kWhを見込んでおり、今回の発電により、一般的な世帯の年間CO2排出量の約350世帯分にあたる年間約1,100t-CO2のCO2が削減可能とのことです。
また、今年7月から開始された「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用することで、年間約1億4,000万円の売電金額を見込んでいるとのことです。
ミサワホームは過去40年以上に渡って環境技術の研究開発に積極的に取り組み、1992年には戸建住宅で初めて逆潮流契約(電力会社への売電契約)を実現したほか、世界初のゼロ・エネルギー住宅やライフサイクルCO2マイナス住宅の商品化、経済産業省の「国内クレジット制度」を活用した太陽光発電システム等によるCO2排出削減事業「ECOになる家の会」など、低炭素社会の実現に向けて様々な事業に取り組んできた、環境配慮型の先進企業です。
今回のメガソーラー設置も上記の延長線上にある取り組みとなりますが、ミサワホームには「住まい」に携わる企業としてこれからも積極的な活動を続けていってほしいですね。