イケア・ジャパンは10月18日、IKEA福岡新宮で太陽光発電システムを導入すると発表しました。
IKEA福岡新宮の屋外駐車場(約9,325㎡)を活用し、全面にキャノピーを建て、その屋根を太陽光パネルで覆う計画で、完成は11月16日を予定しているとのことです。
完成後は、太陽電池4,840個(CISタイプ)を使用し、平均出力は約750kwの計画で、発電した電力は、すべて九州電力へ売電するとのことです。
IKEA福岡新宮店では、太陽光発電だけではなく、下記のように再生可能エネルギーの利用をはじめとした環境への様々な取り組みが行われており、IKEAのCSR推進上のモデル店舗となっています。
- 太陽光発電
- 氷蓄熱ヒートポンプ
- 自然採光
- 雨水利用
- 地中熱利用
再生可能エネルギーとして注目されている太陽光発電を敷地内で行うため駐車場の屋根の上に設置。(11月16日完成予定)
夜間電力を用いて作られた氷を溶かして冷房などに利用することにより、電力消費の多い昼間の省エネに貢献。
セルフサービスエリアの天井部分にスカイハッチという装置を設置し、照明として自然光を採光に利用。
雨水をタンクに溜め、トイレの洗浄水や非常時の消化用水に利用。
再生可能エネルギーである地中熱をくみ上げ、冷暖房へ利用することにより、省エネとヒートアイランド現象の抑制を実施。
イケアは再生可能エネルギーの利用に積極的に取り組んでいる先進企業で、 ヨーロッパや北米のイケアでも、太陽光パネルや地中熱利用システムが設置されており、今後さらに世界の150以上の建物に太陽光パネルを導入する予定とのことです。
また、風力タービンは主にヨーロッパに50機以上設置されています。 将来はイケアのすべての建物において、再生可能エネルギーを100%利用することを目指しているとのことです。
イケアの再生可能エネルギーに対する取り組みについては、下記よりどうぞ。
■イケアホームページ:
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IKEA福岡新宮の環境にやさしい取り組み